2015年7月24日金曜日

放射線治療という選択肢

再発してからこてつのリンパ腫は喉頭部だけが腫れます。その他の臓器やリンパに目立つ腫れはみられません。

抗がん剤治療を進めていますが、効きがイマイチ??で2~3週間ごとに喉頭部が腫れてはこてつの呼吸を妨げます。

今のところLアスパラギナーゼという抗がん剤だけはよく効いています。
もう少しオンコビンなど多剤投与して効果があまりなければレスキュー療法(今まで使ったことがない色々な抗がん剤を多剤併用して都度経過を診る)に切り替えるそうです。
あっつい~!! 毛が抜けてきたけど、元気です♪

上記の通り、

  • 喉頭部だけが腫れる(犬の場合は稀)
  • 抗がん剤が効かないものがでてきた
ということから、現在のホームドクターより「放射線治療」という選択肢もあるので、一度大学病院に相談に行ってみませんか?と打診がありました。

リンパ腫は一般的には全身疾患になりますが、こてつの腫れが一部であることから局所療法である放射線治療が可能になります。うまくいったら喉頭部の腫れを消滅させて寛解に持ち込めるのでは!と期待を込めて大学病院を紹介してもらい行ってきました。
大学病院で。いつもと違う場所でやや緊張気味のこてつ。
今回は取敢えず、相談という形で行ったので、特に診察はせず、放射線治療をする場合、どのような流れで治療を行うのか、副作用はどういうものがあるのか、費用はどのくらいかを説明いただいて、私からの疑問、質問等に答えていただきました。(こてつの状況・治療内容は主治医から大学病院へ送られています)

結論から言うと、放射線治療は今はしないという結論に達しました。
理由は簡単に言うと、副作用や後遺症や麻酔などでハイリスクな割に、こてつのような症例が少ないためデータがほとんどなく(猫のリンパ腫ならデータはある)、どのくらいの延命、または寛解になるのかはやってみないと分からないと言う理由です。

やれば腫瘍は小さくはなるみたいです、ただし腫瘍にとってもこてつの身体にとってもどのくらいのダメージになるのかは不明です。

今はまだ効いている抗がん剤があり、腫瘍を抑え込むことができていますし、まだ使ったことがない抗がん剤は沢山あるので、そちらでまずは寛解を目指したいなと考えました。

沢山悩んで色々な方の意見を聞いて決めました。
これからも今回のように悩む時があると思いますが、こてつにとっての最良が何かを第一に考えて前向きに進んでいこうと思います!
早くちょーだいっ!!

長くなりましたが、当の本人こてつさんは喉頭部の腫れが引いているので、至って元気です^^
いつも応援ありがとうございます。頑張ります!!

2 件のコメント:

  1. こんにちは。
    放射線治療、リンパ腫には適用外と思っていました。貴重な情報です‼︎
    転移が無くて、そこだけなら可能なんですね。でも、臨床データもなく、毎回麻酔となると不安になりますよね。(>_<)
    Lアスパラキナーゼで寛解になりますように。
    2匹のフレブルママより

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  2. 2匹のフレブルママさま

    コメントありがとうございます!
    お返事が遅くなってすみません!!

    そうなんです、私もリンパ腫は抗がん剤治療だけだと思っていました。
    こてつのように腫れが1か所に集中している場合は可能のようです。
    その場合は、同じように高リスクですが手術も可能なのだそうです。
    選ばないかもしれませんが、そのような選択肢があるだけでも少し救われた気持ちになります。

    今のところLアスパラギナーゼ、アドリアマイシン、ビンブラスチンと効いているようなので、抗がん剤で寛解を目指そうと思います!

    ママさんとこのブヒちゃんは調子はいかがですか?
    暑い日が続いていますが、気をつけながら通院頑張りましょう(^ ^)

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