2013年6月3日月曜日

抗がん剤治療 2回目

1回目の投与から1週間が経ち、問題がなかったので、2回目の投与です。
前回は皮下注射でしたが、今回からは血管注射で本格的な投与になります。

また、併用して3日に1回の抗がん剤の薬ものみます。
副作用はほとんど出ないと思いますとのことですが、血尿や食欲不振、嘔吐などはもちろん、こてつの変化には注意を払っていなくてはいけません。

こてつ号でいってきまーす。 ぼくはここだよー。
それから、手作り食に変えてから、こてつがみるみる痩せてしまいました。
2週間前までは13.5kg(ちょっと太り気味)
手作りにして2週間後11.8kg(良い体系だけど急激に痩せすぎ)

本にある通りのだいたいの分量でやっていたのですが、獣医師さんに相談したところ、どうもヘルシーすぎて必要な摂取カロリー(こてつの体重の場合約700kcal)に達していない様子。
ささみや魚や玄米の量を増やすことと、癌治療の療養食として知られているヒルズのn/dhttp://www.hills.co.jp/pd/products/dog/detail/n.shtmlを食べさせて様子を見ることになりました。

くびれができたのよん。
手作り食に変えてから毛艶は良くなり、涙や目やにの量が減って、うんちの状態もとても良くなったので、良し!と思っていたのですが、、急激なダイエットをさせてしまってごめんね、と大反省の飼い主なのでした。

2013年6月2日日曜日

抗がん剤治療 1回目 

1回目は比較的弱めの抗がん剤を投与しました。
今回の様子を見て翌週から少し強めの抗がん剤にするということです。

並行してのむ薬はステロイド(プレロン錠)と、肝臓の薬(グリチロン)です。

ステロイド使用がなんとなく怖くて獣医師さんに言ってみたところ、
ステロイドはホルモン剤で元々身体の中で生成されるものの手助けをしているそうです。ステロイドは悪いうわさみたいな事が独り歩きしているけれど、用法容量を適切に使用していけばとても有効な薬なので心配いりませんよ、と。
役割を簡単に言うとステロイドで癌を小さくして、抗がん剤で癌をたたくのだそうです。
確かに、この時ステロイドを飲み始めて1週間ほどでしたが明らかにしこりは小さくなっています。



抗がん剤投与の日は半日入院なので、帰った頃にはお疲れぎみのこてつです。治療で疲れているのもあるかもしれませんが、大半は獣医師さん、看護師さんにかまってほしくてはしゃいで体力を消耗しているのです(苦笑) 

白目で爆睡中~Zzz
まぁ、そんな元気があるだけ良いってことですね♡

2013年5月30日木曜日

治療について その2


リンパ腫について調べていくうちに、自然治癒力を向上させて、免疫力や抵抗力を引き上げ、生活習慣の改善と共に病気の改善を図っていく自然療法という療法があることも知りました。

これは主に東洋医学(鍼灸、漢方、ホメオパシー等)の治療法になります。

近所にたまたま東洋医学を中心とした病院があったので、院長に化学治療と並行してできないかと電話で相談してみたところ、「漢方や鍼灸はどちらかというと化学治療での副作用に対しての緩和や化学療法ができなくなった子の場合に使われる」と。そして「リンパ腫は抗がん剤治療がとてもよく効くし、なによりこてつくんは若いから効果はあるだろうと思います。まずは抗がん剤治療をスタートさせて様子をみてください。」とのことでした。
「気になることがあったらまたいつでも相談してください」と親切な対応をしていただいたので、治療を進めていくうえでまた何かあった時には相談してみようと思いました。



窓の外をながめながらのひなたぼっこが最近のブーム


それから、今まではドッグフードをあげてきたのですが、手作り食に変えることにしました。
その際に購入した本がこちらです↓



この本は、手作り食にすることによって免疫力を上げること=癌と闘える身体を作ることとして、どんな食材が何に良いか、レシピなどが分かりやすく掲載されています。また、日常生活の見直しや、飼い主がどのようにして癌と向き合っていかなければならないかも書いてあります。

それまで現実がなかなか受け入れられずにいましたが、この本を読んだおかげで、現実と向き合い、希望が持てるようになり、前向きに考えられるようになりました。

飼い主の不安は犬にも伝わってしまうので、それを知ってからはこてつの前で泣くのをやめました。

そして今でも事あるごとに読んでは気持ちを落ち着かせている大切な1冊となりました。

さらに免疫力を高めるためにメディカルハーブも取り入れることにしました。(のちほど記載していこうと思います)

などなど、1週間期間が与えられたので、知らなかったことを知り、やるべきことを始め、これからの準備をすることができました。

つづく

治療について その1


病理検査の結果待ちの約1週間は、リンパ腫についてネットや本で情報収集をしました。


犬のリンパ腫は腫瘍の中でも最も抗がん剤に反応する腫瘍であり、治療は抗がん剤治療が一番効果的であるということ。


抗がん剤治療の種類は多岐にわたり、個体に応じてさまざまな抗がん剤を用いたプロトコール(=抗がん剤投与の組み合わせ)があるということ。


最も主流とされるCHOPベース多剤併用法(さまざまな抗がん剤を1~2週間に1回、6ヶ月継続する方法)が完全寛解率・生存期間ともに良いが、コスト・手間・副作用ともに大きくなることが予想されるということ。


そのため獣医師さんと良く話し合って、特に金銭面は負担がかかることになってしまうので(1回につき2~3万円+検査費+薬代などが毎週)飼い主ができる範囲での治療をしなければなりません。



目の前のこてつは病気なのかと疑うほどに元気で病院でもかまってほしくてワッサワッサとしてたほどです。

夢中で調べている間は考えなくて済むけれど、ふとした拍子にこれは現実なのか?嘘であってほしいと何度も思い涙が出て、それを打ち消すようにまたネットや本で調べるという日々を過ごしました。

2013年5月27日月曜日

発見の日


GWまっただ中、こてつがひっくり返ってへそてんで寝ていたので「かわいいなぁ~」と何気なく顎あたりをなでていると、あれっと今までにない違和感がありました。
 

何度触ってもシコリのようなものがあります。(直径は100円玉くらい)

すると急に前日、フードを進んで食べたがらなかったことを思い出しました。いつもだったらがっついて秒速で食べるのに。。

なんだかすごく嫌な予感がして慌てて病院へ行きました。




 

触診では「リンパが腫れています」とのこと。しかも顎だけじゃなく肩や足のつけねなど全身のリンパが腫れていました。

 

リンパ腫が疑われるため、血液検査とエコー検査とレントゲンを撮りました。

エコーにははっきりと白い影のようなものが映っており、特にお腹と肝臓は真っ白でした。

レントゲンでは全身のリンパの腫れと肝臓が大きく腫れているのがみられました。

 

血液検査の数値と合わせてこの時点でリンパ腫であることはほぼ間違いないが、組織を一部取って病理検査に出すことになりました。

病理検査は外注なので、結果に1週間はかかるとのこと。その間にも癌が進行してしまう可能性があるので、注射を打ってステロイドと肝臓の薬を処方されました。

 

 
もうその頃には頭が真っ白になってしまい、涙が止まりませんでした。

獣医師さんは分かりやすくリンパ腫や化学療法について説明してくださり、こてつはまだ若いから充分寛解できると励ましてくれましたが、細かい内容はほとんど覚えていません。。手にはペンとメモ帳を持っていましたが文にもなっておらず、後で見たらめちゃくちゃになっていました。

 
だけど、こてつは見た目いたって元気なんです。

 
暑いよ~
 


 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
私は現実が受け入れられず、泣いてばかりの日が23日続きました。


つづく

2013年5月26日日曜日

ご報告


こてつがリンパ腫という病気になってしまいました。

簡単にいうと(全身の血液をめぐる)リンパ節の癌で、手術はできません。

 

 

こてつは、まだ310ヵ月という若さであること(自然治癒力や免疫力が高いだろうということ)と、抗がん剤治療は人と比べ犬の方が効果が出やすく、副作用も少ないということ。

で悩む暇なく抗がん剤での化学療法を始めました。

 

リンパ腫は一度発症してしまうと治ること(完治)はありません。

ただし、「寛解」といってほとんど癌がなくなっていて普段通りの生活ができるレベルまでもっていくことはできます。

それに効果的にアプローチをかけられるのが抗がん剤治療になります。

 

現在、リンパ腫と診断されてから20日ほど経ちました。

それまでにものすごく一喜一憂しながら暮らしてきました(のちほど書いていこうと思います)が、やっと気持ちが落ち着いてきてここに書くことができるようになりました。

 
少しずつになるとは思いますが、今まで通りマイペースに前向きに、こてつを愛する私の思いを交えつつ(笑)こてつを愛してくれる方たちのためにも、癌と闘い供に生きるこてつの日々を書いていこうと思います。
 
 
見た目は元気なのだ
 
 
これからもよろしくお願いします。

 

 

つづく

2013年2月18日月曜日

甘えん坊さん

寒さのせいなのか、ヘルニア予備軍以降わたしたちが過保護なせいなのか、
とにかく甘えたちゃんのこてつです。



































人が座るとすかさずすり寄って来て、人の足の上はこてつのベッドだと言わんばかりにドシっと乗っかってきます。































乗られた方も、そのおかまいのなさ?いえ、ずうずうしさ?いえ、可愛さにやられて、こてつの心地よい体勢を作ってあげることに徹します。

やがて足が痺れ、感覚がなくなり、自分の足が足ではなくなっても、この感じは止められないのです~♡♡


































一体どっちが「してあげてる」のか、、、わからなくなってしまった今日この頃なのでした(笑)